(語る 人生の贈りもの)明石康:4 英語を好きになれぬまま東大へ
■元国連事務次長・明石康
《14歳で終戦を迎えた》
実家で聞いた玉音放送は、ラジオが雑音だらけで、よく聞き取れませんでした。戦争が終わったという解放感と、これからどうなるのかという不安感が、次第にこみ上げてきました。
それに、違和感です。人々が昨日までの世界観を忘れたかのようにして民主主義…
■元国連事務次長・明石康
《14歳で終戦を迎えた》
実家で聞いた玉音放送は、ラジオが雑音だらけで、よく聞き取れませんでした。戦争が終わったという解放感と、これからどうなるのかという不安感が、次第にこみ上げてきました。
それに、違和感です。人々が昨日までの世界観を忘れたかのようにして民主主義…