本音と向き合い、自分を知った800首 「朝日歌壇」に投稿半世紀、長尾幹也さん

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 40代の頃にはサラリーマンの悲喜こもごもを、60代の今は病に苦しむ自身の状況を。大阪府和泉市の長尾幹也さん(65)は半世紀近くにわたって、自身の人生を三十一文字(みそひともじ)の短歌に刻んできた。

 《「五年後は車椅子、十年後は寝たきり」と診断書にぞさりげなくある》

 鍵穴に鍵が差し込みにくくな…

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