(語る 人生の贈りもの)原広司:4 目の前に丹下健三、近代を疑う

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 ■建築家・原広司

 《1955年、東京大に入学し、駒場寮での生活が始まる》

 ベッドが並ぶ6人部屋で、壁には王維とランボーの詩が落書きされている。旧制一高時代の教養が残っていたんです。飯田にいた時とは全く違う、広い世界を見る場所に来たんだと思いました。

 ドイツ語の授業でも、こんなことがありまし…

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