(語る 人生の贈りもの)原広司:6 傾倒したサルトル、東独で違和感

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 ■建築家・原広司

 《東洋大に勤め生活が安定し、1966年、海外の建築を見るため、初めて欧米を2カ月旅した》

 30歳の誕生日に、羽田空港で(妻の)若菜に書き上げた原稿を託しました。小学校から大学院まで、信じられないぐらい長い教育を受けてきたけじめとして、本を出そうと決めていました。

 《翌年『…

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