(患者を生きる:4466)いま死ぬわけには:1 家族のため、大手術決意

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 ■がんとともに

 下腹部に違和感をおぼえたのが、きっかけだった。

 福岡市の会社員、溝口慎也(みぞぐちしんや)さん(51)は2016年春、九州大学病院でおなかの手術を受けた。

 「簡単に終わるだろう」と思っていた手術は、予想より長くかかった。

 診断は「腹膜偽粘液腫(ぎねんえきしゅ)」。虫垂や卵…

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