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 【若松真平】無人の本銚子駅に降り立つと、ランドセルを背負った子ども5、6人がじゃれていた。通学に銚子電鉄を使っているのだろうか。「こんにちはー」と大きなあいさつ。こちらもあいさつを返して、漁港へ向かった。

 港町の通りは、軒先に干物が干してあるかと思えば、電柱には洗濯物が干してある。しばらく歩くと利根川河口が見えてきた。銚子漁港は、魚種などで第1、第2、第3と三つに卸売場が分かれている。川に沿った道路を東へ歩き、第3卸売場に着いた。

 震災当日、第3卸売場では、ヤリイカの入札が行われていた。市場で魚を買い付けて、地元の魚屋や首都圏の業者などに売る仲買人たちが、品定めをしながら金額を書き込んでいたとき、大きな揺れが襲った。銚子電鉄外川駅近くにある島長水産の社長、島田政典さん(52)に当時の話を聞いた。

     ◇

 島長水産は鮮魚だけでなく、生きたままの活魚を仕入れて販売するのが強みだ。この日はホウボウやヒラメ、タイなど500キロを買い付けて、地元の外川漁港のいけすに入れていた。道路を挟んで向かいにある建物には、タコなどの魚介類があった。

 銚子漁港でヤリイカの入札に参加していた島田さん。揺れが収まって、まずとった行動は?

 「外川に戻りました。活魚が心…

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