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 イラク北部モスル近郊で8日、米軍などの戦闘機が過激派組織「イスラム国」幹部の車列を空爆した。ロイター通信などが伝えた。過激派最高指導者のアブバクル・バグダディ容疑者が重傷を負ったとの情報もある。

 米中央軍によると、空爆により過激派の戦闘車両10台を破壊した。車両には「イスラム国」の幹部が乗っており、数人が殺害された模様だ。衛星放送アルアラビアは、イラクの有力部族の話として、「イスラム国」を率いるバグダディ容疑者が「致命傷を負った」と報じた。これとは別に、シリアとの国境に近いアルカイムで「イスラム国」幹部が集まる民家に対しても空爆があったという。

 バグダディ容疑者は「イスラム国」を率い、イラクとシリアの広い範囲を制圧。戦闘や支配地域の統治も指揮しているとみられる。「国家樹立」を宣言後、7月にモスルの大モスクで説教する姿がインターネットに公開されて以来、所在に関する情報はほとんど確認されていない。(ドバイ=渡辺淳基)

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