[PR]

茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊した現場に13日、河川工学の専門家らが調査に入った。土木学会の山田正・中央大教授(河川工学)は河川敷の状況などから、10日の現場の水位は堤防より高かったと推測。あふれた水が堤防の外側を徐々に削り取ることで堤防の強度が弱まり、水圧に耐えられずに決壊する「越水破堤」が起きたとの見方を示した。

 終了後、報道陣の取材に答えた。山田教授によると、堤防決壊には越水破堤のほかに、「浸食破堤」や「浸透破堤」がある。この日の調査では、越水以外の破堤にみられる痕跡は確認できなかったという。

 現場を調査したのは、大学教授らで作る国土交通省の鬼怒川堤防調査委員会のメンバーと土木学会に所属する専門家。