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 冬場はお風呂で意識を失って救急搬送される高齢者が増える。東京消防庁によると、2014年に都内でお風呂で溺れて病院に運ばれたのは約700人。65歳以上の高齢者が8割以上を占め、12月~3月の寒い時期に多くの事故が起こっている。命にかかわることもあり、事故は未然に防ぎたい。

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 東京都内の80代の女性は2013年冬、スポーツジムで入浴中に意識を失い、湯に顔をつけているところを友人に発見されて救急搬送された。体温が上がって熱中症になった可能性があるという。慶応大の堀進悟教授(救急医学)は「熱中症は夏になるものと思っている人が多いが、冬のお風呂でも起こる」と指摘する。

 堀さんら日本救急医学会のチームは、12年10月から半年間に東京都と山形県、佐賀県で発生した、入浴に関係した救急事案約3700件について、救急隊員や医師の協力をもとに詳細を調べた。心肺停止が1527件あり、65歳以上が約9割を占めた。年齢別の発生頻度や、別の調査の季節変動を組み合わせて推計すると、全国で年間1万9千人が入浴中に急死しているとみられる。

 原因の大半は体温が上昇し、熱中症のような状態になって意識を失っ…

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