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薬代1日3千円超

 新潟県に住む建設会社員の男性(48)は、2013年の暮れごろから、体中のかゆみに悩まされるようになった。首の後ろ、ひじの裏、腕の付け根……。わき出るようなかゆみが続いた。近所の皮膚科医院でアレルギー薬などが処方されたが、半年たっても治らなかった。

 翌年6月、別の皮膚科医院で血液検査を受けた。数日後、検査の結果を聞きに行くと、医師に「紹介状を書くので、すぐ大きな病院に行ってください」と言われた。

 受診した病院で、慢性骨髄性白血病と告げられた。

 「わたしのことですか?」

 患者を間違えていると思い、聞き返した。白血病患者とは、ドラマや映画などで出てくるような青白い顔でやせ衰えているイメージしか思い浮かばなかった。

 10代から建築現場で働き、体力には自信があった。「こんなに健康で丈夫な自分が白血病のはずがない」。否定しようとしたが、事実は揺るがなかった。

 別の会社で働く妻(41)に電話をかけた。「変な冗談はよしなさいよ」と妻は真に受けず、電話を切られた。それでも気になったのか、すぐに電話をかけ直してきた。「本当なの?」と問われ、「そうなんだ」と答えた。

 妻の帰宅後、病気の説明をしようとしたが、医師から聞いたはずのことが頭に入ってなかった。

 体のかゆみは、白血病の初期症状だと後で知った。

 男性の希望で、治療は新潟県立…

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