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「アンジーの告白」脳裏に

 愛媛県に住む40代の女性が左胸の乳がんを診断されたのは、2014年春だった。30代の時にも右胸に乳がんが見つかり、全摘手術を受けていた。

 「この年齢でまた乳がんになるなんて。やっぱり普通のがんじゃないんじゃないか」

 2度目の乳がんで、「アンジーの告白」の記憶がよみがえった。

 その前年の13年春、米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、乳がんを予防するために、未発症の両方の乳房を切除したことを公表した。

 ジョリーさんの母や叔母は、卵巣がんや乳がんで亡くなった。ジョリーさんは、遺伝子検査で「BRCA1」という遺伝子に変異が見つかり、乳がんや卵巣がんになる確率が高いことがわかった。それを理由に予防切除に踏み切っていた。

 この遺伝子変異による病気は「遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)」と呼ばれ、「若年での乳がん発症」「両側の乳がん」というケースが多いとされる。

 女性も、遺伝性の乳がんの存在はインターネットや本で見て知ってはいた。30代で乳がんになったのは、「若年で発症」という特徴にはあてはまる。しかし、身内で乳がんになったのは、父方の祖母だけ。自分の乳がんを遺伝性と結びつけて考えたことはなかった。

 ジョリーさんが、まだがんがで…

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