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 宮城県南三陸町で、東日本大震災の前は元気だったのに、震災後に歩くのが不自由になって回復していない高齢者が昨年10月時点で約4割にのぼることが分かった。調査を始めた2011年の1・6倍に増加。特に町外に転居した人で、2人に1人と割合が多いという。筋力や心肺機能の衰えが懸念され、専門家は注意を呼びかけている。

 

2011年の1.6倍 「高台・工事、行動を制限」

 調査を担った産業技術総合研究所招聘(しょうへい)研究員の大川弥生医師は「5年の調査で当初目立った避難所や仮設住宅以外、直接被災していない地域や町外で暮らす高齢者にも生活が不活発になることによる心身機能の低下(生活不活発病)が広がり、今も続いていることが分かった」と話す。

 調査は65歳の町民約4千人を対象に町と大川さんが11年10月から実施。

 調査結果によれば、震災前に介護保険の認定を受けていない元気な高齢者で、震災後に歩けなくなったり、歩きにくくなったりしたまま回復していない人の割合は15年10月時点(震災の4年7カ月後)で38%。11年24%、12年29%、13年34%、14年32%と、毎年増加傾向だった。

 場所別では町外居住が49%で…

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