フットサル 久光重貴選手を追って 【患者を生きる~もう一つのストーリー~】
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  肺がんになっても現役で活躍しているフットサルチーム「湘南ベルマーレ」の久光重貴さん(35)。取材した石川雅彦記者は、久光さんが何度も口にしたある言葉が印象に残りました。

 「フットサル・ギフト」。「フットルからの贈り物」という意味です。

 ▼【フットサルで(1)「必ず戻る」入団6年目に肺がん診断http://www.asahi.com/articles/ASJ8G7FYNJ8GUBQU007.html

 理由の一つは、フットサルチームに入っていたために受けた健康診断で、がんが見つかったことがあります。また、フットサルをしていたからこそ、「ファンやサポーターのために、がんと闘わなければ」と考え、抗がん剤の副作用にも耐えることができたそうです。

 ▼【フットサルで(2)告知から7カ月後に復帰戦http://www.asahi.com/articles/ASJ8H5CTJJ8HUBQU007.html

 最初の抗がん剤治療のとき、久光さんは体重が落ちて足がどんどん細くなり、下痢が止まらず、眠気に襲われ、ベッドから起き上がれない生活が続きました。そこから脱せられたのは、ファンたちと交わした「必ず戻ります」という約束があったから、と語っていました。

 ▼【フットサルで(3)試合後の反響に胸熱くhttp://www.asahi.com/articles/ASJ8J62X7J8JUBQU002.html

 「キャンサー・ギフト」(cancer gift)という言葉があります。一般的には、がんになって「命の大切さ」「時間の大切さ」「人々の温かさや優しさ」に気付いたことは、がんからの贈り物だと感謝している意味で使われています。

 ▼【フットサルで(4)治療続けつつ、小児がん患者支援励むhttp://www.asahi.com/articles/ASJ8K5W3KJ8KUBQU00B.html

 久光さんの語る「フットサル・ギフト」にも、フットサルへの感謝の気持ちがあふれているのでしょう。久光さんはいま、リーグ戦のまっただ中です。ホームの小田原アリーナだけでなく、全国に遠征しています。久光さんが出場する試合をいちど見てみると、こちらが「生きる勇気」をもらえるかもしれません。

 ▼【フットサルで(5:情報編)患者団体と学会が連携時代へhttp://www.asahi.com/articles/ASJ8L667KJ8LUBQU00V.html

 

<アピタル:患者を生きる・仲間と歩む>

http://www.asahi.com/apital/special/ikiru/(石川雅彦)