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 「他の赤ちゃんと比べず、私はこの子だけを見ていけばいいんだ、と。焦らずものごとに向きあう大切さを、子どもが教えてくれました」。アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバー、吉澤ひとみさん(32)のインタビューで印象に残った言葉です。

 自分の子どもがちゃんと成長しているのか。気にならない親はいないでしょう。吉澤さんも、赤ちゃんが小さく生まれたこともあり、その後の成長が気になったといいます。いまは、インターネットでいろんな情報が手に入ります。「この月齢ではこんなことができる」「こんな動作がそろそろ始まる」――。でも、医師によると、とくに予定日より早く生まれた赤ちゃんには、それがあてはまらない場合もあるそうです。

 

 助かる命が増えました。小さかったり、病気があったり。いろんな赤ちゃんがいて、親がいます。ゆっくりと、その赤ちゃんなりの成長を見守ることの大切さを、吉澤さんの話から教えてもらったように感じています。

 

 新生児集中治療室(NICU)は救命の場ですが、それと同時に、赤ちゃんの発育を支えたり、親の不安を和らげていったりするために、どんな支援が必要なのか、模索が続いています。そうした取り組みも、引き続き注目していきたいと思います。

 

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