「もしかして、わたし妊娠したのかもしれない」。東京都内に住む女性はそのとき14歳でした。産めるのか、産めないのか。産んだとしても、無事に子どもを育てていけるのか。おなかの赤ちゃんの父親は?周りの大人は支えてくれるのか?妊娠をきっかけに顕在化した様々な課題と向き合った女性を取材しました。
生理が2週間ほど遅れている。そのことに最初に気づいたのは、母親(44)だった。
東京都に住む女性(18)は中学2年生だった2014年春、「もしかして妊娠しているんじゃない?」と母に言われた。そういえば最近、吐き気を感じることが多く、ノロウイルスにでも感染したのかと考えていた。すぐに交際していた男性(25)と一緒に妊娠検査薬を買い、彼の家で検査した。
結果は陽性だった。彼に「どうしたい?」と聞かれたが、どうしたらいいかわからない。何も言えずに泣き出した。
妊娠なんて、まったく考えたこ…
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