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 障害者スポーツのアスリートが全国の小学校を訪れ、競技の魅力を伝える体験授業「チャレンジド・ビジット」(朝日新聞社主催、大和ハウス工業協力)が28日、江戸川区立松本小学校であった。東京2020大会公認の教育プログラムで、5、6年生92人が視覚障害者の競技「ブラインドサッカー」を体験した。

 ブラインドサッカーはゴールキーパー以外の選手4人が目隠しをして、転がると音の出るボールでプレーする。日本代表強化指定選手の加藤健人選手(33)ら3人が講師を務めた。方向や距離を指示する声を頼りに、加藤選手が正確なパスやシュートを繰り出すと、児童から歓声があがった。

 児童もアイマスクを付けて歩いたりボールをパスしたりした。6年生の加藤真央さん(11)は「何も見えないと怖くて不安になりました。でも友達の指示のおかげで、ボールを上手に蹴ることができてうれしかったです」と話した。

 加藤選手は高校生のときに目が徐々に見えなくなる病気にかかり、将来は何もかもできなくなると思ったという。そんな時、ブラインドサッカーと出会い、「日本代表になりたいという夢をもつことができました」と自らの体験を児童に語った。「アイマスクを付けてそれぞれが感じたことを大切にし、相手を思いやる気持ちを考えるきっかけにつなげてほしいです」

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