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 【松尾慈子】私は英語がしゃべれない。一人旅で困らない程度にはできるが、取材ができるレベルではない。仕事で英語が必要な時には高いお金を払って通訳さんを雇った。海外にでると、「新聞記者ならなぜ英語をしゃべれない」と言われ、いたたまれない思いをすることしばしばである。だから、子供ができたら英語には困らないようにさせたい、という気持ちは痛いほど理解できる。

 本作は、思いつきで一人娘を6歳からインターナショナルスクール(以下、インター)に入れ、年間約200万円の学費にひーひー言う、というエッセー漫画である。自ら「庶民」という東條家は、父はタクシー運転手、母は漫画家。本人が事前見学して気に入ったのに加えて、英語と国際感覚を身につけて欲しい、とインターに入れたはいいが、学費の高さと周囲のセレブリティーぶりに驚愕(きょうがく)する、という日々を描いている。

 なにしろ、生徒の家庭のほとんどが専業主婦。つまり、旦那の稼ぎだけでばか高い教育費をまかない、妻にもブランドバッグを持たせる程度に優雅な暮らしをさせている。スクールの駐車場には高級車が並ぶ。新入生歓迎パーティーの会場は新宿のプリンスホテルで会費9000円だ! そんな中、セレブばかりのPTA総会で「カツカツ感」のある人を2人発見して東條が「ナカマー」と感動するあたり、なんか共感するぞ。

 東條の娘が通うインターは、カ…

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