7年ぶりの橋口亮輔。10年ぶりの小栗康平。寡作で知られる実力派監督の新作がそろって見られた稀有(けう)な年だった。橋口の「恋人たち」は無名俳優を使って、現代社会の生きにくさをリアルに描写。小栗の「FOUJITA」は画家藤田嗣治の人生の断片を、デジタル映像の粋を尽くして見せた。…[続きを読む]

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