いつもと同じ電車の中で、事件に巻き込まれました。東京都内で働いていた味岡直樹さん(73)は1995年3月、通勤途中の電車の中で猛毒サリンの被害を受けました。突然、体がだるくなり、心臓もドキドキしました。直後から瞳孔が小さくなる「縮瞳」が起き、今でも明るい場所ではまぶしく、暗い場所では新聞などの文字が読めなくなりました。事件後、地下鉄だけでなく、飛行機や新幹線にも乗れなくなりました。「乗ろうとすると、事件の恐怖がよみがえってきて、胸が苦しくなった」からでした。…[続きを読む]

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