世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが公表したロシアのドーピングに関する報告書は、国家ぐるみで違反を隠す実態を詳細に調べ上げていた。報告書で「国家が動かす巨大なマシン」と表現された隠蔽(いんぺい)システムは、尿のすり替えにとどまらず、発覚しにくい薬物の提供などにも及んだ。旧東ドイツの国家計画としてのドーピングは知られているが、ロシアでも同様の“ドーピング文化”が旧ソ連時代からはびこっていた。…[続きを読む]

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