5年前の東京電力福島第一原発事故の原因がいまだに特定できていないのに、原発の再稼働を進めていいのか――。元四国電力社員の松野元さんは、このほど出版した「推論 トリプルメルトダウン」(創英社/三省堂書店)で、事故原因をめぐる数々の疑問から警鐘を鳴らす。本の副題は「原子炉主任技術者が福島第一原発の事故原因を探る」。原子力防災の専門家として、3基(トリプル)の原子炉がメルトダウン(炉心溶融)する中で、なぜ緊急炉心冷却システム(ECCS)を起動しなかったのかを追究している。そうした作業から何が見えてきたのか。松野さんに聞いた。…[続きを読む]

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