「夏草やつわ者共の夢の跡」。熱帯雨林に囲まれたメキシコ南部チアパス州の小村に、そんな日本語を刻んだ記念碑が立っている。121年前、中南米で初めて日本人が集団移住した土地アカコヤグアだ。計画はすぐに崩壊し、この地域への入植はやがて途絶えたが、今も多くの日本人の子孫が暮らす。1世紀以上を経てなお、村には「日本」の記憶が生き続けている。(アカコヤグア=田村剛)…[続きを読む]

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