前回は、介護に熱心で生真面目な介護者の体が、こころに代わって訴えてくることがあることを書きました。頑張り屋さんだからこそ、誰にもつらさを訴えることなく日々の介護を続け、結果的には体を壊してしまう。「そんな介護者を一人でも減らせるように、このテーマを生涯の研究テーマにしよう」と思ったのが26年前、私が精神科医になって認知症と介護家族の専門医を目指したときでした。…[続きを読む]

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