認知症による混乱の時期はあるときまでがピークで、その後は徐々になくなっていくものですが、介護をしている家族にとっては、いつまで続くか、先が見えない迷路に迷い込んだように感じられると思います。そんな時、これまでの臨床経験から私は「5回と30分の法則」というやり方で、介護する人が追い込まれないようにアドバイスしています。これは何も実証的な研究の結果、出てきた学説でも何でもありません。私の日々の臨床を通して感じるようになったものですから、参考程度にしてください。「こんなこともあるのかな」と介護者が思ってくれると、介護の先が見えない闇から、少しだけ先の明かりが見えるかもしれません。…[続きを読む]

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