その詞世界で、僕は聖子ちゃんとデートした。夏の海で冬の街で秋の高原で、聖子ちゃんはいつも僕のそばにいて、笑ったり泣いたりはにかんだりしていた。そんな思春期の甘い夢には「作詞・松本隆」のクレジットがあった。1980年代、若かった僕たちを酔わせた作詞家が今、神戸にいるという。元町駅近くの小さな喫茶店で、松本さんを待った。…[続きを読む]

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