お礼を言ったあとも神田さんは黙っていた。私が骨壺(こつつぼ)を祭壇に置いても、なにも言わない。私をにらんでいたまなざしを、供花には似つかわしくないカーネーションで左右を彩られた骨壺へと移す。…[続きを読む]

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