「いわゆるおめかけさん」。1985年、厚生省が国会の委員会でそう述べた。「私たちこんな風に見られているんだ」。30歳のシングルマザーは、ぼうぜんとした。反対する団体の一員だった赤石千衣子(ちえこ)さん(63)。国は、母子家庭に支給する児童扶養手当の総額を減らすため、「未婚の母」を対象から外そうとしていた。…[続きを読む]

無断転載・複製を禁じます