がん対策の効果を患者目線から検証する一つの手法として、「患者体験調査」があります。厚生労働省の委託を受けて国立がん研究センターが実施しているもので、がん患者さんを取り巻く医療や生活の実態を把握し、がんをめぐる政策に反映させる目的で2015年から進められています。全国のがん診療連携拠点病院の中から無作為に抽出され、アンケートが実施されています。最近、この一環として、患者家族の状態を明らかにするための「遺族調査」が計画され、その予備調査の結果が公表されました。患者さんを亡くした家族の精神的な負担や取り巻く医療的な状況が少しずつわかってきました。…[続きを読む]

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