会場に入ると、いきなり巨大な白象と黒鯨が対面する伊藤若冲(じゃくちゅう)の「象と鯨図屏風(びょうぶ)」(写真、1797年、滋賀・MIHO MUSEUM蔵)に出くわす。象はゆるキャラのようにデフォルメされ、鯨は潮を吹く背中しか見せない。これを「奇想」といわずして、なんといおう。その後も、やけくそで描…

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