青年期に差し掛かった息子が深刻な薬物依存に陥っている。更生施設から何度も逃げだし、揺り戻しを繰り返す彼に粘り強く付き合う父親の姿が描かれる。ほぼそれだけの映画だ。実話ベースとはいえ、余計な情緒や説明など何も足さない作り。その抑制された語りが、のっぴきならぬ迫真性をひりひりと伝えてくる。…[続きを読む]

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