今回の「かもめ」(チェーホフ作、トム・ストッパード英語台本、鈴木裕美演出)にはいくつか特色がある。まず新国立劇場で初めて、全役をオーディションで決めたこと。同劇場芸術監督で翻訳者でもある小川絵梨子の提案だ。次に、イギリスの劇作家ストッパードが原作を改変した台本を採用したこと。そして、幕切れの演出…

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