(1)水村美苗著『母の遺産 新聞小説』(中央公論新社、12年刊) 「風俗小説」+「私小説」+「新聞小説」という形で書かれた見事な長編小説。水村氏はその都度、新たな器に挑戦してきた。次はどんな趣向かなと待ち望む作家は、彼女以外にほとんどいない。…[続きを読む]

無断転載・複製を禁じます