フィリピンでかつて独裁をしいた故マルコス元大統領の妻イメルダ氏の誕生会で、約260人にのぼる集団食中毒が起きました。騒ぎとともに、驚かされたのは、過去のふるまいへの批判も根強い夫人の90歳の誕生会に約2500人が集まっていたという事実です。約30年前の民衆蜂起で米国に亡命し、夫とともに権力の座から滑り落ちたはずでは。衰え知れぬ権勢ぶりの背景には何があるのか。元朝日新聞マニラ支局長で、本人に2回のロングインタビューの経験もある柴田直治(しばたなおじ)・近畿大学国際学部教授(東南アジア政治)に聞きました。…[続きを読む]

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