滋賀県湖北地方を中心に点在する「観音さま」を描いた井上靖(1907~91)の小説「星と祭」の今秋の復刊をめざし、地元の古書店主らがプロジェクトを進めている。朝日新聞連載(1971年5月~72年4月)から半世紀近くたった今も「聖地」を訪れる人がいる一方、単行本や文庫本は絶版状態だ。寺社や仏像の建立の際のように、有志者らに説いてまわる「勧進(かんじん)」スタイルで資金を募っている。…[続きを読む]

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