夏になると、一段とにぎわう駅がある。栃木と福島を結ぶ野岩鉄道会津鬼怒川線の湯西川温泉駅。標高約600メートルの山あいにある駅舎は「道の駅・湯西川」と同じ建物だ。しかし、駅舎に入ってもホームが見当たらない。切符販売係を務めて13年の鷺谷(さぎや)あけみさん(49)に尋ねると、「地下にあるんです。そこのエレベーターか、57段ある階段を下りて下さい」。こんなやりとりは少なくないという。…[続きを読む]

無断転載・複製を禁じます