日本文学研究者で国文学研究資料館長のロバート・キャンベルさんが井上陽水さんの歌詞を英訳した「井上陽水英訳詞集」(講談社)が反響を呼んでいる。50曲の対訳に加えて、陽水さんとの対談を重ねた翻訳過程をつづったエッセーを収録する。刊行から3カ月が経ち、反応を含めて振り返ったキャンベルさん。話題は、奥深い歌詞世界から透けて見える日本語論にとどまらず、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」中止に象徴される日本社会の現状にまで及んだ。…[続きを読む]

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