奈良市の平城宮跡(特別史跡)から約1キロ離れた市立一条高校の敷地内から、邸宅跡とみられる遺構がみつかった。専門家によれば、約250メートル四方に及ぶ大邸宅だったとみられ、有力貴族の邸宅跡の可能性が高まっている。平城宮周辺で同じ規模の宅地は、飛鳥時代に律令国家づくりを進めた天武(てんむ)天皇の孫で、奈良時代初めに権勢を誇った長屋王(ながやおう)や、大化改新を実行した藤原鎌足の息子で、藤原氏繁栄の基礎を築いた不比等(ふひと)の邸宅があり、古代史の表舞台に登場する著名人の邸宅跡が次々に明らかになりつつある。…[続きを読む]

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