「家族を撮り続けている意識は、実はほとんどない」。テレビドキュメンタリーを手がけた後、劇映画デビューし、昨年のカンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督(57)は、こう明言する。その真意とは。映画とは、公共とは、そして、次世代に伝えたいものとは。カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュが母娘を演じた日仏合作の「真実」の公開を控え、困難を抱えた子どもへの無償の学習支援などを行うNPO法人代表理事の李炯植(リヒョンシギ)さん(28)と、文芸編集者で是枝ファンの岸優希さん(28)と語り合った。…[続きを読む]

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