戦時下、日本政府の極秘情報を旧ソ連のスパイらが漏洩(ろうえい)した「ゾルゲ事件」の概要を司法大臣が昭和天皇に報告した上奏文の文案が見つかった。「20世紀最大のスパイ事件」と後年に呼ばれた事案の捜査や公表を、旧司法省が一貫して主導した内幕が記されていた。報告内容が当局の都合に合わせて添削される過程もうかがえ、研究者は第一級の重要資料としている。…[続きを読む]

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