この原稿を書いている3月11日の時点で、新型コロナウイルスによる大きな不安が世界中に広がっています。2011年3月でも、当時連載していた別のコラムの原稿を書いているときに東日本大震災が起こり、混乱の中で認知症の人や家族、地域にできることを書き記した原稿を送ったことを思い出しました。大震災やウイルス、そして認知症をひとくくりに語ることはできませんが、いずれの事態でも、「不安」や「恐怖」にどのように対応するかが大切です。知らないことを怖がるのは私たちの「当然の反応」でしょう。しかし、その混沌(こんとん)とした状態に対し、正しい情報を持って向き合うことで、その後の展開が改善します。…[続きを読む]

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