記者の父が81歳で世を去り、家の歴史を担った多くの物が残された。母に先立たれて4年、都内の一戸建てに住んでいた。どこの家庭でも遺品整理は気が重い作業だろうが、我が家の場合とりわけ難題だったのが、父がむかし買った現代美術の絵画作品の処分だ。途方に暮れた私を助けてくれたのは、北海道東部の小さな美術館「置戸ぽっぽ絵画館」だった。…[続きを読む]

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