東京都大田区の住宅街に「昭和のくらし博物館」という小さな博物館がある。建物は1951(昭和26)年に建てられた2階建ての木造住宅で、もともとは、家具や道具、建築を中心に生活史を研究してきた館長・小泉和子さん(86)の実家だった。中の家財道具も保存して丸ごと公開、日本人のくらしを考える場になっている。その敷地内には、もう一棟、99年の開館から16年後に誕生した「画家吉井忠の部屋」という別館が立つ。一般的な知名度が高いとは言えないが、小泉さんは、今こそ評価されるべき芸術家だと言う。40年以上親交を結んだ洋画家とその作品について聞いた。…[続きを読む]

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