スマホに突然、ベトナム語のショートメールが届いた。3月中旬の日曜日。「すべての市民は、疾病予防の最前線に立つ兵士です」。アプリで翻訳してみたら、こんな文章が現れた。新型コロナウイルスの感染を防ぐために自宅待機を要請する内容で、送り主は「首相」だった。1月にハノイに赴任して3カ月。正直、物々しすぎるのではと思った。しかし、ベトナムは外出自粛や接触者の隔離を徹底して、感染拡大を食い止めている。一党支配の社会主義国で、人びとは自由の制限をどう受け止めているのか。…[続きを読む]

無断転載・複製を禁じます