世界中で感染爆発が見られるようになった3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大防止策のことを「戦争」と表現する政治家や報道が増えている。これに異を唱えるのが、自らも自己免疫疾患を抱え、生命や病気の苦難について考察してきた哲学者クレール・マランだ〈1〉。マランは病気とは「退化や死と同様、生物学的な意味…

無断転載・複製を禁じます