「上から見ると真っ白だった」。和歌山県湯浅町で生まれ育った川瀬弘さん(86)は子ども時代を懐かしんだ。5月から6月ごろ、有田郡や現在の由良町付近はケシの白い花に埋め尽くされ、まるで雪が降ったかのようだったという。一方、子どもが近づくことは禁じられていた。「ケシを育てているところには入るな、と言われていたね」…[続きを読む]

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