1949(昭和24)年 大阪から石川県の山中温泉へ行く団体列車の車内は派手な装飾のダンスホールになっていた。国鉄が主催し、車両ごとに漫談、落語、芸者の三味線、流行歌、素人のど自慢と趣向が凝らされた「走る娯楽街」だ。7時間余りの鉄道の旅を、約500人の客は大騒ぎで楽しんだ
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
無断転載・複製を禁じます