
じっくり考えて整理してみる
「授業中に発言や発表を求められるけれど、なかなか意見をまとめられない」――。そんななやみを持つ読者もいるかもしれません。星槎大学大学院の教育実践研究科教授、阿部利彦さんに、自分の意見をまとめるコツを教えてもらいました。(小川しおり)
理由も加える 変えてもいい 思考ツール使う
自分の意見をみんなの前で話すとき「先生や友だちはどう思うかな」と気になって、なかなかいい出せない人も多いでしょう。でも安心してください。「すぐに意見がいえなくても、はずかしいことではありません。よく考えている証拠です」と阿部さんはいいます。「自分の意見が人とちがったらいやだな……と思う人もいるかもしれませんが、まずは自分の意見を大切にしてほしいです」
意見を伝えようとしても、何から話したらいいかわからない。そんなときは、まず印象に残った部分や共感したことを、なぜそう感じたのかなどの理由とともに話すといいそうです。
友だちの意見を聞いて自分の意見が変わっても問題ありません。友だちの意見も大切にする雰囲気があれば、自然と自分の意見もいいやすくなります。
「GIGAスクール構想」という取り組みが国によって進められ、1人1台タブレットやパソコンが配られたことで、授業中にタブレットなどを使う場面も増えました。オンラインで書きこめる「ふせん機能」や「チャット機能」、「ホワイトボード機能」などから、自分に合うものをえらんで使うのも、意見をまとめやすくするコツのひとつです。
自分の意見を整理するのには「思考ツール」と呼ばれる手段を使うのも効果的です。とくに「マインドマップ」は、・・・・・・・
(朝小プラス2023年5年19日付から抜粋)続きは朝小プラスでどうぞ。
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