【新華網】市場規模約60億台湾ドルの台湾の小売市場を狙い、台湾の食品メーカー、味全食品工業とカルビーが共同で設立した合弁会社「台北カルビー食品」が21日、操業を開始した。2014年にポテトスナック食品の台湾でのシェアを10%とし、5年内に台湾スナックメーカー最大手になることを目指す。
新会社は、味全が49%、カルビーが51%をそれぞれ出資する。21日、カルビーの人気商品「ジャガビー」の生産ラインが正式稼働した。数億元が投じられた同生産ラインは、真空のフライシステムが採用され、日本と同じ全自動化を実現。台湾地域で唯一の特許設備となる。
味全は、台湾のスナック食品市場規模が約60億台湾ドルに上るとみている。同社の魏応充董事長は、「台北カルビーはブランド経営と製品生産を展開し、味全が総代理販売を請け負う」と紹介した。
(翻訳 尚蕾/編集翻訳 伊藤亜美)
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