写真・図版 4月16日、米議員は超党派の貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案を議会に提出した。写真は米議会議事堂。昨年1月撮影(2015年 ロイター/Jim Bourg)

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 [ワシントン 16日 ロイター] - 米超党派議員は16日、大統領に強力な通商交渉の権限を与える貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案で合意し、議会に提出した。

 同法案は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の妥結に不可欠とみられていた。4月下旬の安倍晋三首相の訪米を控え、TPP妥結に向けた機運が高まる可能性がある。 

 民主、共和両党の議員たちは、法案の最終的な細部をめぐって半年間議論を進めてきた。米上院財政委員会のハッチ委員長(共和党)は超党派の合意について「賢明な歩み寄りだ」と評価した。今後、上院と下院に審議される。

 オバマ米大統領は超党派の合意を受け、「過去の過ちを回避し、将来の機会を確保する」として歓迎する意向を表明。議会に迅速に承認するよう要請した。

 *内容を追加しました。