写真・図版 11月25日、米国株式市場は、経済指標で米経済が緩やかな拡大基調にあることが確認され、消費関連やヘルスケア関連銘柄に買いが入った。写真はニューヨーク証券取引所。24日撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

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 [ニューヨーク 25日 ロイター] - 25日の米国株式市場は、経済指標で米経済が緩やかな拡大基調にあることが確認され、消費関連やヘルスケア関連銘柄に買いが入った。ただ翌日に感謝祭の祝日を控え、相場はほぼ横ばいで終了した。

 ダウ工業株30種<.DJI>は1.20ドル(0.01%)高の1万7813.39ドル。

 ナスダック総合指数<.IXIC>は13.33ポイント(0.26%)高の5116.14。

 S&P総合500種<.SPX>は0.27ポイント(0.01%)安の2088.87。

 この日発表された週間の新規失業保険申請件数は26万件と予想を下回る減少となった。10月の米耐久財受注は航空機を除くベースで前月比1.3%増となり、予想の0.4%増を大幅に上回った。

 ただ、他の指標は消費者が支出拡大モードに入っていないことを示す結果となった。10月の個人消費支出は前月比0.1%増となり、市場予想の0.3%増に届かなかった。

 11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数も予想を下回った。

 この日の時点で多くのトレーダーは、26日の感謝祭後に始まるクリスマス商戦の予想に焦点を向けつつある。

 USバンクのプライベート・クライアント・リザーブのシニアポートフォリオマネジャー、Michael Baele氏は「クリスマス商戦がどんな形になるかが、今後の数週間の相場動向を左右する重要な要因になるだろう。労働市場や低いエネルギーコスト、低金利を考えれば、消費者はかなり良い状態に置かれている」と話した。 

 四半期利益が予想を上回った米大手農業機械メーカーのディア<DE.N>は4.8%高で終えた。

 以前の米ヒューレット・パッカード(HP)のプリンターとPC事業を分離した新会社のHP<HPQ.N>は、利益見通しが予想を下回って13.7%の大幅安となった。

 一方、ハードウエア・サービス事業を継承したヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)<HPE.N>は通年の利益予想を据え置いたことが好感され、3.1%上昇した。

 騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1852で下げ1185(比率は1.56対1)、ナスダックは上げ1853で下げ947(1.96対1)だった。

 トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は52億株弱にとどまり、過去20営業日平均の71億9000万株を大幅に下回った。

 (カッコ内は前営業日比)

 ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

 終値         17813.39(+1.20)

 前営業日終値    17812.19(+19.51)

 ナスダック総合<.IXIC>

 終値         5116.14(+13.33)

 前営業日終値    5102.81(+0.33)

 S&P総合500種<.SPX>

 終値         2088.87(‐0.27)

 前営業日終値    2089.14(+2.55)